囲碁ってどんなゲーム?
一言で言えば「陣取り合戦」です。
相手より多く陣地(地)を作った方が勝つゲームです。
大きさを数えるときの単位は目(もく)といいます。
囲碁のルール
1.
黒、白、黒、白と順番に打ちます。
「打つ」とは石を置くことです。
タテ線とよこ線の交わるところ(交点)に石を置きます。
2.
陣地は四方を碁石で囲えば(例:○、□)その内側は自分の陣地です。
碁盤の端っこは行き止まりなので囲う必要はありません。
タテ線とヨコ線の交点を数えて、合計数が自分の大きさです。
この図では黒32目(もく)、白は29目です。
盤面上では黒の地(じ)が大きいですね。
3.
【石取り】相手の石(△)の四方を自分の石(○)で囲えばその石は取ることができます。
・中央の場合
・隅、辺の場合
※アタリ
相手にあと一手打たれたら囲まれる危険な状態を「アタリ」と言います。
この図の場合、バツ印のところに黒石を置かれたら、白石は取られてしまいますね。
この状態を「アタリ」と言います。
4.
打ってはいけない場所(着手禁止点)があります。
打った瞬間に取られる形になる場合は、石を置くことができません。
例えば黒Aの地点に石を置いたら、すぐに石を取られてしまいますね。
こういった場所は着手禁止点といって、石を置くことができません。
参考
コウというルールがあります。
これは石を取った取られたという状況が連続して続いてしまう場合です。
その場合、キリがないので取った取られたを続けて石を取ることはできません。
黒1子がアタリになっていますね。
白1と置いて、黒を取ることができます。
すると今度は白1子がアタリになりますね。
このとき、黒が続けて2と打ちますと、取った取られたが続いてしまうことになります。
そこで、黒は一旦どこか別の場所に石を打ってから白1子を取ることができます。
これがコウというルールです。
囲碁のルールは以上となります。
ルールそのものは非常にシンプルですが、実際に対局できるようになるためには一般的に多少の時間を要します。
スタッフの三原がどのように囲碁を始めたのかを「初心者の方が囲碁を覚えるには|囲碁入門への道」で紹介していますので、よろしければご覧ください。